溜め込まない為に、信頼出来る人に相談しよう

未然に防ごう

心療内科では、うつ病に関して精神面と身体面の両面から総合的に診察、治療してもらえます。

 うつ病は従来精神科が診察、治療を行なってきました。  ところが、うつ病の症状は抑うつ状態ややる気が出なかったり、消極的な行動や思考となる、あるいは理由もなく不安になったり焦燥感が起きたりするなどの特長にくわえ、頭痛や不眠、食欲不振や疲労感、倦怠感といった身体的な症状も併発して現れることが多々あります。  そのため、精神科のみでの診察、治療では対応が難しくなってきました。  そこで、精神面と身体面の両面から病状を総合的に診察、治療することを目的に新設されたのが心療内科です。  心療内科では、うつ病をはじめとする精神疾患や、内臓疾患などを診察、治療してもらえます。  これまでのように精神科でもうつ病の治療は行なっていますが、よりうつ病に特化して診察、治療してもらえる心療内科を利用するのが適切です。

各自治体や健康保険組合等の支援、助成制度を利用すると便利です。

 うつ病をはじめとする疾病への援助として、各自治体ではさまざまな支援を行なっています。  具体的なサービス内容は各自治体で異なりますが、健康相談や心のカウンセリングを無料で行なったり、就労支援を行ったりなど、さまざまです。  特にうつ病に関する支援としては、自立支援制度があげられます。  これはうつ病と診断された患者が社会生活に復帰するために自立することを支援する目的で行なわれている制度です。  申請は申請書類の他に、自治体が準備している書式の医師の診断書の提出によって審査が行なわれます。  審査通過後は、医療費に関する助成等が受けられます。  また、健康保険組合でも疾病に伴う休職に対して傷病手当金の給付も行なっています。  このほかにも様々な助成制度等が設けられていますので、一度調べてみるか、窓口に相談してみるのも一案です。

治療費は何にいくらくらいかかるのでしょうか

 うつ病は十分な休息をとることが治療への第一歩なのですが、長期で休養をとり、仕事を減らすとなるとその費用が気になるところですよね。  だいたい治療にかかる項目として、診療費。投薬料がメインになります。月2回の通院があるとしますと、診察代は2000円くらい、薬代は1500円くらいで1回3500円が2回で7000円くらいかかります。年間大体84000円くらいに加えてカウンセリングを頼んだりしてやはり10万を超えるくらいはかかると思います。  しかし趣味をする気力もへってしまうのでレジャー関連の支出は極端に減ると思います。心の健康をとりもどすためこれくらいの出費はためらわずに支出しましょう。治療費の負担のため途中で治療をやめてしますとせっかく軽減したうつ病が再発したりすることもあり得ます。

公的制度の活用で安心な生活をしましょう。

 仕事を休業したり、残業をへらしたりすると収入が減ってしまい生活が苦しくなることもよくあります。  そんなときに生活資金を得られる制度があります。職場の健康保険組合に申請することで傷病手当金を受給できます。給与の60パーセントが病気やけがの時支給されるものでうつ病もその対象になっています。  また自立支援医療制度(精神通院)という制度もあり、通院の場合の治療費が通常自己負担3割のところ1割で済む制度です。医師の診断書があれば年齢要件も年収要件もありませんので積極的に活用してみましょう。ただこちらの制度を利用できるのは、通院治療のみで入院する場合は利用できませんので注意が必要です。  経済的問題をクリアし安心してうつ病を克服し、健やかで幸せな暮らしを取り戻したいものですね。